LIME研究会

みなさま

いつもお世話になりありがとうございます。

本日は、今週の火曜日6月9日に開催したLIME研究会では初めての第1回Web講演会が大盛況に終わることができましたお礼のブログでこざいます

講演会にご参加いただいた人数はMaxで83名でした。本当に、お忙しいなか、ご参加くださいましたたくさんの先生方、ありがとうございました。コロナの影響で世の中全体が暗い状況でしたが、そんななかでも一筋の光明~オンラインで全国の先生方と再会できましたこと、本当に感謝感激でした何年もお会いできずにいた先生がたとお久しぶりに交流できましたこと、大変うれしかったです

今回のテーマは「MGDに対する最新の治療法その1」ということで海外ではドライアイ・MGDの治療としてガイドラインにも登場している最近話題のIPLを取り上げました。演者は私(有田玲子)と白内障のボリュームサージャンでもあり、術後のドライアイ治療に長年取り組んでこられてきた福岡市でご開業の岡義隆先生(岡眼科クリニック)でした。第1回ということで運営サポートにまわっていただいたルミナス社のかたがたとも何回も打ち合わせやリハーサルを重ね、それでもどれくらいの先生方がご参加くださるのか、途中でトラブルは起きないか、トラブルが起きたときはどうしたらいいのか、など不安でいっぱいでした。何回かリマインドメールをさせていただき、当日にはご参加申し込みが55名に達しており、不安と期待が入り混じりつつ、講演会が始まりました。

講演会はスライド共有のところで少しフリーズがあったものの、講演時間や講演内容にひびくような大きなトラブルもなく、最後まで無事終了。講演内容としまして、テーマは「世界標準のドライアイ治療」ということで、私からは点眼で改善しないドライアイやMGDを根本的に治療できる唯一の方法がIPLである、ということをMGDのメカニズムから解説し、伊藤医院での1200例以上の症例から基づいた経験や本邦からの英文論文3つの紹介、国際的な48報の論文のエビデンスをもとに、お話ししました。岡先生からは、白内障術後約40%の患者さんがドライアイで苦しまれる、今までさまざまな治療を行ってきたがなかなか根治療法もできず、治療に難渋する症例もあり、困っていた、とのこと、IPLと出会い、実のお母さまを施術し、大変喜ばれている、とのご紹介がありました。実際にIPLをどのように実臨床に組み込んでいかれているか、具体的にご紹介されていて、大変わかりやすい内容でした。その後、Discussionタイムとなり、多くの先生がたからチャットで質問をたくさんいただきました。もちろん、ダイレクトにもご質問いただきました。もともとアットホームなLIME研究会ですので、おきがねなく、多くの質問をいただけ、充実した質疑応答のお時間でした。さらに、オンライン飲み会に移行し、エンドレスな本年トーク。一回、お帰りになられた先生方がもう一度帰宅後にアクセスしたらまだまだオンライン飲み会続行していて再度加入されたりと盛り上がりました。自費診療をどのように展開しているか、今、いくらで施術しているか、など一番聞きたいところも意見交換しました。

最後のアンケート調査にも多くの先生方にご協力いただき、第2回以降の開催日時の曜日、時間のご都合なども大変参考になりました。取り上げてほしいテーマに関しましてはアジマイシン点眼のMGDへの使い方、切らない霰粒腫治療最新情報、IPLと点眼の組み合わせ治療の実際、難治ドライアイ症例の検討、リピフローの効果は?など、なかなか大きい学会や研究会、企業主催の講演会ではテーマになりずらいところにも臨床的なご要望がたくさんあることがわかります。

今後のLIME研究会主催Web講演会でも、多くの先生方のご要望におこたえできるよう、臨床的にすぐに役立つ観点から、エビデンスと経験をもとに多くの先生方と交流し、発信していきたいと考えています。

今回の講演会様子は最初から最後近くまで録画しており、近々、会員専用サイトでオンデマンド公開する予定です。

もし、ご参加を逃された先生でご興味おありの先生がいらしたら、ぜひ、のぞいてみてくださいませ。その際、会員専用IDとパスワードが必要となります。会費をお支払いいただいたのち、事務局よりIDとPWが各自にメールで送られてきていると思います。もし見当たらなければ以下にお問合わせください。

lime-wg@lime.jp

では次回以降も先生方とオンラインでお会いできますことを楽しみにしております

最後になりましたが、第1回のWeb講演会を裏からしっかりサポートしてくださった日本ルミナス社のかたがた、特に裏方から司会まで細々した気遣いで完璧に準備してくださった引田さん、本当にありがとうございました