LIME研究会

暑い日が続きます。今回は,度島(たくしま)をご紹介したいと思います。

なぜこの島が?ですが…実はこの秋に,この度島で,溝口先生が中心となってオキュラーサーフェスを対象とした全島島民検診を予定しており,4月・6月と事前に訪問してきました。なかなかオキュラーサーフェスを対象とした疫学研究,特にpopulation-based studyは前例がなく,必死に準備をしているところです。

福岡から平戸まで,車で約2時間,平戸大橋を渡ってフェリー乗り場に行き,度島行きの定期フェリーに乗船します。20分ほどすると,度島が見えてきます。

島の真ん中の白い建物が度島小中学校です。

検診は度島小中学校で行われますが,ちょっとした高台にあるのでフェリーからもその建物は見えてきます。フェリーで40分,度島の飯盛漁港に到着です。度島の案内図を,度島のルフィが紹介してくれています。

のどかな度島にマッチしている度島のルフィです。この海域に海賊はいませんが,ナミさんやハンコックさんが出没してくれるのを楽しみにしています。

ぐるっと回っても5kmぐらいらしく,ちょうどいいサイズの島です。高台からの海の眺めはとても美しく,都会の喧騒(といっても福岡ですが)に普段さらされている自分には,とてもいい心の選択になった気がします。

心の洗濯ですね。

ネットで「度島」と検索をかけると,魚釣りの様子が多く掲載されています。海に囲まれた度島は海産物の宝庫のようです。お昼にいただいたお食事も,メバルの煮つけにサザエにあれやこれやついて,激安特価。地元の方にお伺いすると,魚介類は,お金を出して食べるようなものじゃない…とのこと。普段から魚中心のヘルシーなお食事をされていることがよくわかりました。この,魚介類の方この度島の住民の方々が,どのようなオキュラーサーフェスをしていらっしゃるのか,検診がとても楽しみです。新鮮で美味しい魚介類にありつけるのは,もっと楽しみです。